こんにちは。
Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
今日は「糖質完全オフダイエットの怖さ」について、私自身の経験も交えてお話しさせていただきます。
糖質オフダイエットの実態とリスク
糖質制限ダイエットやケトジェニックダイエットは、実際にとても効果が高く、短期間で体重を落とすことが可能です。
なので、手っ取り早く選ぶ方もとても多いと思います。
しかし、必要以上に糖質をカットしてしまうと、リバウンドのリスクが大きいだけでなく、腎臓をはじめとする臓器に負担がかかり、健康を害する恐れがあります。
糖質を摂らないことで起こりやすい症状には、
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低血糖によるふらつき・めまい・吐き気・頭痛
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ケトン体の増加による強い体臭
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集中力や落ち着きの低下、イライラ感
などがあり、身近な人間関係にも影響を与えかねません。
私はよく、仲の良い方からダイエットについて尋ねられた時、冗談半分で「糖質制限はダイエット界隈で一番はた迷惑だからやめてよね!」と伝えることもあるくらい、この方法を推奨していません。
だって、ケトーシス状態のケト臭って臭いもの。
イライラしてる人も、好きじゃないもの。
なのに、私が糖質制限を選んだ理由
そんな私ですが、実は2020年にボディコンテストへ急遽出場することになり、どうしても短期間での減量が必要になりました。
その時に選んだのが、糖質制限ダイエット。期間はわずか1か月です。
普段はおススメしていないのに実行した理由は、
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期限が明確であったこと
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経験として一度は経験しておきたいと思ったこと
この2つでした。
結果、体重は予定通り3kg落ち、初出場で準グランプリという望外の結果をいただきました。
成功の裏にあった「大きな代償」
しかし、その成功の裏で大きな問題が起きました。
体重は順調に落ちたものの、バストサイズが3カップも減少し、顔色も悪化。自分が「好き」と思える体ではなくなってしまったのです。
わずか3kgでここまでバストに影響が出るとは思ってもおらず、その瞬間は「もう戻らないかもしれない」と大きな不安を抱きました。
もう、それはそれは不安だし、なんなら朝が来るたびにおっぱいなくなっていくのよ!!
怖いったらなかったです。
改めて、内臓負担やはた迷惑なだけでなく、本当に糖質制限は良くないなと感じました。
脂質制限へのシフトと気づき
その後もボディコンテストには何度か挑戦しましたが、糖質制限ではなく、それ以降は皆様にもお伝えしている「脂質制限」を取り入れ、時間をかけて減量する方法へ切り替えました。
すると、同じくらいの体重まで落としても、バストを極端に失うことなく、自分が納得できる体でステージに立つことができるようになったのです。
この経験から学んだことは、
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糖質制限そのものが悪いのではなく、落とすスピードが速すぎたこと
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「短期決戦型のダイエット」は心身への負担が大きいこと
でした。
とはいえ、糖質制限を選ぶメリットそのものがそのスピードの速さなのだと思うので、改めて無理なダイエットはやめてほしい!!!
私がおススメするダイエットスタイル
世の中には本当に多種多様なダイエットがあります。
その中で私が推奨しているのは、
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朝・昼は糖質をしっかり摂る
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脂質は控えめにする
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アクティブに体を動かす
というスタイルです。
はい、基本に忠実です。
で、無理もしてませんから、とてもリバウンドしにくいですし、何より心と体に優しい!
Bijo-Laboのメニューもこの考え方を反映させており、炭水化物量は50g前後に調整しています。
ただし、豆類など食物繊維が豊富に含まれているため、**「炭水化物量 = 糖質量+食物繊維量」**という基本を知っていれば、実際の糖質量はそこまで高くないことが分かります。
そのため、美容食としてだけでなく、安心できるダイエット食としてもBijo-Laboは非常におススメです。
最後に
糖質制限は一見効果的に見えますが、必要以上に恐れることなく、正しい知識を持って取り組むことが大切です。
どうか皆さまには「炭水化物=悪」という誤解に惑わされず、健康と美しさを両立できる方法を選んでいただければと思います。