こんにちは。
Bijo-labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
今日は、「なぜ今この瞬間の健康美を意識し、少しずつでも努力を重ねることが、将来の健康や人生の質(QOL)に大きく関わってくるのか」というテーマについて、美容食プロデューサーとして、そしてトレーナーとしての視点からお話ししたいと思います。
私たちは今より健康な身体を手に入れるためにダイエットなどを決意しても、つい、「まだ大丈夫」「もう少し時間や気持ちに余裕ができてから」と思いがちです。
ですが、身体はある日突然変わるものではありません。日々の食事、運動、睡眠、そして自分自身への意識の積み重ねが、数年後、10年後の健康状態や見た目、そして心の在り方を確実につくっていきます。
「今の自分を整える」という意識を持つかどうかで、その後の人生の快適さには大きな差が生まれます。
例えば、ほんの少し食事内容を見直すこと。
無理のない範囲で身体を動かす習慣を持つこと。
姿勢や表情を意識すること。
これらは一つひとつは小さなことですが、続けることで疲れにくくなり、気持ちが前向きになり、日常の選択が変わっていきます。結果として「今日を心地よく過ごせる」という感覚が増え、QOLそのものが上がっていくのです。
逆に、何もしなかった場合どうなるでしょうか。
体力は少しずつ落ち、疲れやすくなり、気持ちも消極的になりやすい。
外に出ることや人と会うことが億劫になり、さらに活動量が減るという循環に入りやすくなります。
健康美を意識して生きた人生と、そうでない人生。
その差は、単に見た目だけではありません。行動範囲、人間関係、自己肯定感、挑戦する意欲など、人生全体の広がりに影響していくと私は感じています。
実は、私の21歳の娘もとても美意識が高く、そして美味しいものがほんとうに大好きです。彼女はよく「次はこれを食べに行きたい」と先に楽しみの予定を立て、その日に向けて日々の食事管理や運動をしています。
けれど時々、「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう」「全部めんどくさいな」とこぼすこともあります。そんな時、私は母としてこう考えています。
この努力は、我慢のためではなく、自分の人生をより自由に楽しむための準備なのだと。
人は本能的に、健康的だと感じるものに安心感や好感を持ちます。多くの人が見て美しいと感じる身体や、明るい笑顔を持っている人は、自然と親しみやすく、周りから大切にされやすい存在になります。
そして周りから大切にされる経験は、自分自身を大切にすることにも繋がっていきます。「自分には価値がある」「自分を丁寧に扱おう」という意識が育つからです。
健康美を追求することは、決して完璧を目指すことではありません。
今の自分よりほんの少し良い状態を目指すこと。その積み重ねです。
「今この瞬間」を整えることは、未来の自分への最大の投資です。
今日の小さな選択が、5年後、10年後の自分をつくります。
無理なく、楽しみながら、自分のために健康美を育てていきましょう。
そして私はもうひとつ、長い目で見たときに感じていることがあります。
こうして私たちが今、少しずつでも自分の健康美を意識しながら年齢を重ねていくことは、60代、70代、80代になったときにこそ大きな意味を持つのではないか、ということです。
身体が大きく不調を抱えず、自分の足で動けること。
食事を楽しめること。
人と会い、出かけたいと思える気力があること。
これらはすべて、日々の小さな積み重ねの延長線上にあります。心身が健康であるということは、医療や介護に頼る時間を減らし、自分の時間や選択の自由を増やしてくれます。
その結果として、精神的な余裕が生まれます。
「まだできる」「まだ楽しめる」という感覚は、人を前向きにし、人生そのものの満足度を高めてくれます。
さらに、健康でいられる時間が長いということは、結果的に経済的な余裕にもつながっていくのではないかと私は考えています。大きな不調や制限が少ないほど、自分のために使える時間やエネルギーを保つことができるからです。
もちろん未来は誰にも完全には予測できません。けれど、今の自分を丁寧に扱い、小さな努力を続けてきた人ほど、年齢を重ねたときに「やってきてよかった」と思える可能性は高いのではないでしょうか。
今の頑張りは、未来の自分を縛るものではなく、未来の自分を自由にするためのもの。
そう考えると、今日の選択が少しだけ前向きに感じられる気がします。
これからも、自分自身の人生を楽しむために、無理なく、心地よく、健康美を育てていきましょう。