こんにちは。
Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
今日は、「ボディメイクと保湿の関係」についてお話しします。
ボディメイクというと、多くの方がまず思い浮かべるのは筋トレや食事管理ではないでしょうか。もちろん、それらは身体づくりにおいてとても重要な要素です。
そして、ここまではできてるよ!!って方が増えてきたのもまた事実。
これはこれでとても喜ばしいです。
しかし実際には、理想的な身体の見た目は筋肉や脂肪だけで完成しているわけではありません。
身体の外観は、大きく分けて次の三つの要素によって成り立っています。
1 筋肉(Muscle)
2 脂肪(Fat)
3 皮膚(Skin)
筋肉が身体の土台を作り、脂肪が丸みや柔らかさを作ります。そして最後に、それらすべてを包み込み、外観として表現しているのが皮膚です。
つまり、どれだけ筋肉を鍛え、食事を整えて理想的な身体組成に近づいたとしても、皮膚の状態が整っていなければ、完成したボディラインとしては表現されません。
目指す身体によって変わるボディメイクの考え方
身体づくりは、「どんな身体を目指すか」によって方法が変わります。
例えば、筋肉感のしっかりあるマッスルボディを目指す場合は、筋肉への刺激を優先することが重要になります。筋肥大は、筋肉に十分な負荷がかかり、その修復過程で起こるため、有酸素運動よりも先に筋力トレーニングを行う方が効率的です。
食事面では、筋肉の修復と合成のためにタンパク質をしっかり摂取し、1日数回に分けて摂る(分食)ことで、筋肉が作られるタイミングを増やすことができます。
一方で、女性らしいしなやかな身体を目指す場合は、筋肉量を増やすことよりも、身体の連動性や姿勢、回復の質が重要になります。全身を使うトレーニングや可動域を意識した動きによって、自然な引き上がりとラインの美しさが生まれます。
食事も細かく分けるより、3食を基本とし、夜から朝にかけて空腹時間を作ることで成長ホルモンの分泌が促されます。成長ホルモンは脂肪分解や組織修復、そして皮膚や結合組織の再生にも関わっており、しなやかな身体づくりには欠かせない要素です。
このように、トレーニングと食事は確かに身体を作るうえで重要な柱です。
それでも完成しない理由
ここで、多くの方が見落としているポイントがあります。
筋肉と脂肪が理想的に整っていても、それを外観として成立させる最終層が存在します。それが「皮膚」です。
皮膚は単なる表面ではなく、人体最大の臓器であり、水分保持、体温調節、免疫機能、そして内部組織の支持という役割を持っています。真皮にはコラーゲンやエラスチンが存在し、筋肉や脂肪を支える構造として働いています。
保湿が不足すると、皮膚の水分量が低下し、弾性が弱くなります。その結果、筋肉や脂肪の状態が変わっていなくても、バストやヒップが下がって見えたり、二の腕が弛んで見えたりすることがあります。
いわゆる「皮が薄い」と感じる状態の多くは、実際には皮膚の支持力が低下している状態です。
保湿は美容ではなく、身体機能の維持
保湿というと、美容のためのケアというイメージが強いかもしれません。しかし本質的には、皮膚という臓器の機能を維持する行為です。
皮膚が乾燥すると、バリア機能が低下し、微細な炎症が続きやすくなります。これは見た目だけでなく、回復力や体調にも影響します。乾燥による刺激が減ることで自律神経のバランスが整いやすくなり、睡眠の質や回復効率にも関係してきます。
つまり、保湿は「見た目を良くするための最後の仕上げ」であると同時に、「身体を回復しやすい状態に保つための基礎」でもあります。
身体づくりの完成条件
理想的な身体は、
・筋肉を作ること
・栄養を整えること
・皮膚の質を維持すること
この三つが揃って初めて完成します。
筋肉は数ヶ月で変化しますが、皮膚の質は数年単位で差が生まれます。
「鍛える」「食べる」と同じように、「皮膚を整える」ことを日常の習慣にする。
それが、身体を長く美しく保つための現実的な方法だと私は考えています。
夜はお風呂上りに少しこっくりしたクリームやバーム、朝は乳液タイプの保湿材でお肌を保護することをおススメ致します。