こんにちは。
Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
「チートデイって、本当に意味あるんですか?」
ダイエット指導をしていると、必ずと言っていいほどいただく質問です。
SNSでは
「停滞したらチート!」
「代謝を上げるために爆食!」
なんて言葉もよく見かけますよね。
でも、オトナ女性に本当に必要なのか?
今日は体脂肪別に、現実的なお話をしていきます。
結論から言うと、
体脂肪がある程度ある女性にとって、
“代謝アップ目的のチート”はほぼ意味がありません。
でも、
「心のご褒美」として、ルールの中で取り入れるのは大賛成です。
順番にいきましょう。
まず、そもそもチートデイとは何か。
本来のチートデイは、
ボディビルの減量末期など
✓体脂肪がかなり低い
✓長期間カロリー制限をしている
✓代謝が落ちきっている
そんな特殊な状況で使うテクニックです。
目的は、落ちた代謝ホルモン(特にレプチン)を一時的に回復させること。
つまり、
“絞り切った人のための戦略”なんです。
絞り切ったというのは、男性選手なら、体脂肪率3~5%とか、それくらいシリアスアスリートな世界の話です。
では、体脂肪別に見ていきましょう。
【体脂肪30%以上の女性】
このゾーンの方は、正直に言うと代謝はまだ十分にあります。
痩せない理由の多くは
・摂取カロリーのブレ
・無意識の間食
・活動量の不足
・睡眠不足
・ストレス
ここでチートを入れても、
代謝が劇的に上がることはほぼありません。
むしろ、
「頑張った→解放→食べすぎ→自己嫌悪」
このループに入りやすい。
だから代謝目的のチートは不要。
でも、
月1回の“楽しむ日”としてならOK。
ポイントは「戦略」ではなく「ご褒美」として扱うことです。
【体脂肪25〜30%の女性】
この層が一番悩みやすい。
ここまでに、少しダイエットの進捗が見られていたとしたらなおさら。
停滞すると「代謝が落ちた」と思いがちですが、
実際は
・ダイエット生活への慣れ
・活動量の自然な低下
・ノーカウントの間食
というケースがとても多い。
ここで毎週チートを入れると、
単純にカロリーオーバーになります。
ただし、
・月1回まで
・事前に内容を決める
・翌日は通常運転
これが守れるなら問題ありません。
しかしやはり、これはチートではなく、日ごろのご褒美として!
むしろ、明日からの活力として
【体脂肪20〜24%の女性】
ここまでくると状況は少し変わります。
・食事管理が安定している
・運動習慣がある
・2〜3週間停滞している
このような場合は、
“高炭水化物・低脂質”のリフィードが有効なケースもあります。
ここで大事なのは、
「爆食」ではないということ。
つまり、ケーキや揚げ物を今日だけは無制限に、ではありません。
戦略的に炭水化物を増やす、が正解です。
では結局、チート、いや、また言います「チートという名のご褒美」はアリ?ナシ?
私の答えはこうです。
代謝のために毎週やるのは反対。
でも、人生の楽しみとしてルール内なら大賛成。
30〜50代のオトナ女性は、
仕事
家事
子育て
介護
更年期
ホルモンバランスの変化
ストレスが本当に多い世代です。
「完璧な食事管理」を目指すよりも、
続けられること。
折れないこと。
戻ってこられること。
これの方が、はるかに大事。
私が勧める“賢いご褒美ルール”は5つ。
・月1〜2回まで
・1日ではなく1食
・何を食べるか事前に決める
・翌日は淡々と戻す
・罪悪感を持たない
チートは「崩れる日」ではありません。
「ご褒美という、楽しむと決めた日」です。
体脂肪がある程度ある女性にとって、
チートは痩せる魔法ではない。
でも、続ける力にはなる。
ダイエットは短距離走ではありません。
10年後も笑顔で続けられるやり方を。
それが、本当の正解です。
ちなみに、体脂肪率18%程度の私も、たまにご褒美デイを設けて、何日も前からワクワク計画を立てては、家族や友人とのご褒美ミール「その日一日ではなく、ある1食」を楽しんでます。
そして、翌日はそのさいっこうだった思い出を胸に、また淡々と食事を整えます。
もちろん、その整えた食事も低脂質食の中で自分が大好物だと心から思えるものだけを楽しんでいますよ!!
日々は低カロリー、低脂質、高たんぱく、適度な糖質、そしてビタミンミネラルたっぷりの食事を摂りつつ、賢くご褒美ミールを楽しんでいくのが大人女性のやり方です。