vol.163_下腹ぽっこりに腹筋100回するの、今すぐやめよう!

vol.163_下腹ぽっこりに腹筋100回するの、今すぐやめよう!

こんにちは。

Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。

 

薄着の季節になると、急に気になり始めるのが「下腹部」

 

Tシャツや薄手のワンピースを着たとき、

 

「なんだか下腹だけぽっこりする」

「体重はそんなに増えていないのに、お腹だけ気になる」

 

そんなお悩みを聞くことが増えます。

 

そして、下腹が気になると多くの方が始めるのが「腹筋運動」

 

もちろん腹筋を鍛えること自体は悪くありません。

 

でも私は、下腹部をすっきりさせたい方には、腹筋だけを頑張るよりも断然ワイドスクワットをおすすめしてます。

 

なぜなら、下腹ぽっこりは「腹筋が弱い」だけで起こっているとは限らないからです。

 

下腹ぽっこりには「姿勢」の改善が必須

 

下腹が出て見える原因のひとつが、姿勢です。

 

骨盤が前後に傾きすぎていたり、お尻や股関節まわりの筋肉がうまく使えていなかったりすると、お腹を前に突き出したような姿勢になりやすくなります。

 

この状態で腹筋だけを一生懸命やっても、立ったときの姿勢そのものが変わらなければ、

 

「寝て腹筋すると頑張れるのに、立つとお腹がぽっこり」

 

ということが起こります。

 

ワイドスクワットでは、お尻、太もも、内ももなど、骨盤や股関節を支える大きな筋肉をまとめて使います。

 

特に普段使えていないお尻や内ももを意識できるようになると、立ち姿勢そのものが変わってくる方も少なくありません。

 

下腹を変えたいなら、お腹だけを見るのではなく、そのお腹を乗せている骨盤や下半身から整える。

 

これがとても大切です。

 

大きな筋肉を使って「太りにくい体」へ

 

もうひとつ、私がワイドスクワットをおすすめする大きな理由。

 

それは、下半身には大きな筋肉がたくさん集まっているからです。

 

お尻や太ももをしっかり使う運動は、腹筋だけを行うよりも一度に動員できる筋肉量が多く、運動としてのエネルギー消費も大きくなります。

 

さらに筋肉量を維持・向上させることは、長い目で見れば「太りにくい体づくり」にもつながります。

 

ここで大事なのは、

 

「下腹の脂肪を落としたいから、下腹だけを鍛える」ではない

 

ということ。

 

残念ながら、腹筋運動をしたからといって、その上にある下腹の脂肪だけが選択的に落ちるわけではありません。

 

だったら、体の中でも大きな筋肉をしっかり動かして、全身でエネルギーを使える体をつくるほうが効率的です。

 

下半身を動かすことは、むくみ対策にも

 

夕方になると脚がパンパン。

 

そんな方にもスクワット系の運動はおすすめです。

 

ふくらはぎだけでなく、太ももやお尻など下半身の筋肉を動かすことで、筋肉の収縮によるポンプ作用が働き、血液やリンパの流れをサポートします。

 

特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢が続く方は、下半身を大きく動かす習慣をつくることが大切です。

 

むくみが軽減すると、脚のラインがすっきり見えるだけでなく、体全体の「重たい印象」が変わることもあります。

 

ワイドスクワットは「お腹を使わない運動」ではありません

 

「でも、お腹を引き締めたいのにスクワットでいいの?」

 

と思いますよね。

 

実は正しいフォームでスクワットをすると、体幹もしっかり使います。

 

背中が丸まったり、腰が反りすぎたりしないように姿勢を保ちながら、股関節と膝を曲げ伸ばしする。

 

このとき、お腹まわりの筋肉は体を安定させるために働いています。

 

つまりワイドスクワットは、

 

お腹だけを単独で動かすのではなく、下半身と体幹を連動させて使う運動。

 

日常生活では私たちは寝転んだ状態ではなく、立って歩いて生活しています。

 

だからこそ私は、「立った状態で体を支えられる筋肉」を育てることをとても大切にしています。

 

下腹が気になったら、お腹だけをいじめない

 

薄着になると、ついつい鏡の前でお腹をつまんで、

 

「腹筋やらなきゃ!」

 

と思ってしまいます。

 

でも下腹ぽっこりを変えたいなら、

 

腹筋100回より、まず丁寧なワイドスクワット。

 

そして、もちろん体脂肪そのものが原因なら、運動だけではなく食事との両輪も必要です。

 

「下腹だけ何とかしたい」と考えるより、

 

姿勢を整える。

大きな筋肉を使う。

巡りをよくする。

太りにくい生活をつくる。

 

結果として、お腹もすっきりしていく。

 

体はパーツごとに別々に存在しているわけではありません。

 

下腹が気になるときこそ、あえて下腹だけを見ない。

 

これも、大人の女性のボディメイクではとても大切な考え方です。

 

最後に、ワイドスクワットのやり方

 

せっかくなので、今日からできる基本のワイドスクワットをご紹介します。

 

まず、かかとからかかとの間が「肩幅2個分」くらいになるように、大きく足を開きます。

 

つま先と膝は、無理のない範囲で同じ方向へ。

 

そして、ここからが大切。

 

背中が丸まらないように、お腹にしっかり力を入れておきます。

 

その姿勢を保ったまま、横から見たときに膝が大きく前へ流れないよう意識します。

 

イメージとしては、膝の位置をある程度固定したまま、お尻を後ろへ引いていく感じ。

 

お尻を引きながら膝を曲げ、そこから床を押すようにして元の姿勢へ戻ります。

 

これをゆっくり繰り返します。

 

ポイントは、

 

・足幅は、かかとからかかとで肩幅2個分くらい

・つま先と膝の方向を揃える

・お腹に力を入れて、背中を丸めない

・膝が前に流れすぎないようにする

・お尻を後ろへ引きながら膝を曲げる

・勢いではなく、ゆっくり丁寧に行う

 

まずは10回程度からで十分。

 

回数をたくさんこなすよりも、

 

「お尻や内ももが使えているかな?」

「お腹の力が抜けていないかな?」

 

と、自分の体を感じながら動いてみてください。

 

薄着の季節。

 

下腹が気になったら、腹筋だけを頑張るのではなく、まずは立ち上がってワイドスクワット。

 

お腹だけではなく、体全体から整えていきましょう。

 

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