vol.2_糖質制限での恐怖体験
こんにちは。
Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
今日は、糖質完全オフダイエットの怖さについてお話しさせてください。
糖質制限ダイエット、ケトジェニックダイエットなども同等のダイエットです。
実際、糖質完全オフダイエットはとても効果が高いです。
しかし、必要以上に糖質をカットするダイエットでは、リバウンドもすごく起こりやすいです。そればかりではなく、腎臓などの臓器への負担がとても大きく、健康を害する恐れさえあります。
如何せん糖質を取らないダイエットなので、低血糖状態を引き起こし、ふらつきやめまい、吐き気、頭痛、ケトン体が多く出ることにより、強い体臭がでることもあります。
低血糖状態のさなかでは落ち着きや集中力も低下しやすく、身近な人にイライラしたりすることもあります。
仲の良い人には、「糖質制限はダイエット界隈で一番はた迷惑だからやめてよね!」とお伝えすることもあるくらい、私はこれをおススメしておりません。
もし、ダイエットをお急ぎで、期間限定で行うとき、もしくは糖尿病など生活習慣病の治療のために早急なダイエットや血糖値を下げる措置が必要な時などは、医師や専門家の下で適切な糖質量を入れながらの糖質オフダイエットはとても有効です。
さて、これは私自身の話なのですが、2020年にあるボディコンテストに急遽出場することになり、出るからには恥ずかしい思いはしたくないので、それこそ急遽の期間限定ダイエットが必要になりました。
そこで、糖質制限ダイエットを行いました。期間は1か月です。
さんざんここまでやめておけと書き連ねたのにも関わらずこの時糖質制限を選んだのはやはり期間がはっきり見えていたのと、嫌うばかりで実際やったことがないよりは経験してみたいという思いからでもありました。
結果からいうと、予定通り3キロのダイエットに成功し、無事ボディコンテストも準グランプリという、初出場にしてはとても光栄な戦績で大変うれしかったことを覚えています。
が、大きな問題が一つ出てきました。
それは、予定通り3キロするすると痩せたのは良いものの、バストサイズが通常より3カップほど落ち、顔色も悪く、自分が好きと思える自分の体とは大きく違ってしまったことでした。
体重が減るときにバストの脂肪がある程度落ちるのは仕方のないことだとしても、たった3キロのダイエットでここまでバストサイズに変化が起きるのはびっくりで、その瞬間はこのバストはもう戻らないかもしれないととても不安になりました。
そのあとも何度かボディコンテストは出場しましたが、この1度以外は糖質ではなく、もう少ししっかり時間をかけて脂質を制限するダイエットで臨んでおります。
初戦と同じくらいの体重まで減量することもありますが、脂質制限に切り替えてからはダイエットで大きくバストを失うということもなく、初戦のバスト消滅事件の時に比べるとずいぶん自分の好きな体で戦えるようになりました。
これは、糖質制限だけが悪いわけではなく、あまりに速いスピードで落としすぎたことも大きな一因なのだと思います。
世の中にはありとあらゆるダイエットがありますが、私は朝昼は糖質をしっかり入れ、低脂質を意識して、アクティブに動くダイエットをおススメしております。
それはBijo-Laboメニューにも反映されていて、だいたい炭水化物量として50g前後になるように調整しています。
しかし、Bijo-Laboのごはんは色々な豆類なども含んでいて、かなり食物繊維が多くなってます。
炭水化物量とは、糖質量+食物繊維量を指しているので、実は糖質に直すとそこまで高くないものが多いです。
ですので、美容食のBijo-Laboをダイエット食として選んでいただくのもとてもおススメです。
炭水化物=糖質+食物繊維
これを知っていれば、炭水化物量の紐解き方や考え方がわかるので、頭の片隅に入れていただき、どうか皆様には必要以上に炭水化物を恐れないでいていただきたいです。