皆さまこんにちは。
Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
よく、年とともに痩せにくくなってきた、食べる量は減ってるのに太ってしまう!などと、会話の定番のように聞く言葉ですね。
実際にそれを感じている方も多いと思います。
実際に基礎代謝はどれくらい違うのでしょうか。
※基礎代謝とは体温を維持したり、内臓などを動かすだけで生きていくために最低限必要なエネルギーのことを言います。
たとえば、158センチ、50キロの女性の場合。
20歳 1312kcal
40歳 1226kcal
55歳 1161kcal
175センチ、75キロの男性の場合。
20歳 1819kcal
40歳 1705kcal
55歳 1620kcal
上記データを見てやっぱりめっちゃ代謝落ちてる!と思いましたか?
これだけ?と思いましたか?
男女とも、20歳と40歳では100kcalほど違いますね。
これは、白米でいうとお茶碗半分以下のカロリーです。
かけうどんで1/4杯
小さいみかん3個
そう考えると、そこまで大きな違いがあるとは思わないのではないでしょうか。
じゃあ、なぜ年とともに太るのか。
それは、筋肉量の減少による「活動代謝の低下」が原因です。
意識せず生活をし続けると、30代ごろから1年に1%程度ずつ筋肉量減少が起ると言われています。
さらに2020年からはリモートワークを取り入れる企業が増え、活動量低下が顕著となった方もとても多いです。
基礎代謝に比べて、活動代謝は動いて代謝されるエネルギーのことなので、同じように動いても、使われるエネルギーは年々減ってしまうということになります。
20~40歳の20年で基礎代謝が100kcal程度下がると最初にお伝えしましたが、これだけでなく、筋肉量が減り、活動代謝も落ちてしまうことが痩せにくくなる原因だったのです。
絶望的に感じましたでしょうか。
でも、そんなふうに感じる必要は全くありません。
だって、原因は明らかなのですから。
筋肉を減少させなければ良いだけ!筋肉を増やせば好転するとてもシンプルな話!!
むしろ、基礎代謝が年々減ってしまうというデータも、筋肉量の低下から起きているので、意識して筋肉量をキープするか、むしろアップさせられれば、若いころより太らない体を取り返すことだって可能なのです。
突然ですが、究極のアンチエイジングって何だと思いますか?
それは、筋肉量を増やすこと!
というのも、骨は年々脆くなっていきます。もちろん運動や食事で極力弱らないようにキープを目指すことはできます。
お肌も同じで、運動、食事、休養、保湿などをしっかり意識することで若々しいお肌をキープすることは可能です。
が!!!!本当の意味で若返るというのはとても難しいです。
老化スピードを極限まで落とすというのが骨やお肌のエイジングに対しての最大の抵抗ではないでしょうか。
その反面、「筋肉」は違います。
筋肉は、きちんと鍛えれば、100歳だって「成長」が見込める唯一の器官。
これは、鍛えないという選択肢はないですよね!
そして鍛えるならばなるべく効率よく鍛えたい!!
ということで、年々太らないため、あわよくば若返るために1個だけ日常生活の中で運動を取り入れるとしたら、ワイドスタンススクワットを!
人の身体は下半身に約70~80%の筋肉があります。
なので、とにかく脚!しかも裏側を鍛えればよいのです。
歯磨きしながら、髪を乾かしながらの「ながら」で良いので、
①かかとからかかとの幅を肩幅2個分開いて、つま先は斜め外に開きます。
②背中は丸めないようにして、お尻はなるべく後ろ、お膝はなるべく外を意識して屈伸運動を繰り返します。
これをゆっくりの動作で、1~2分、できれば一日の中で2~10回何かしながらでいいので繰り返してみてください。
気が付いたら太りにくい自分が手に入っていることでしょう。
まずは2か月!!
とにかくやってみてください。