こんにちは。
Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
先日、ダイエットのコツをお話ししながら、ダイエットごはんをデモンストレーションで作りながら、実際にご参加いただいたお客様に食べていただくワークショップで講師をさせていただきました。
その時に、ご参加のお客様から沢山のご質問をいただき、改めて、表題の身体に良いものと、ダイエットに向いているものとがごっちゃになっている方がとても多いことに気づきました。
まず、ダイエットするぞ!と思い立ったら、ただなんとなく食べ物を減らすとか、なにか単品だけを食べるリンゴダイエットのような偏ったやり方ではなく、計画的に健康的に進めなければいけません。
でないと、ずっと空腹感で辛いダイエットになってしまったり、健康を害したりしてしまいます。
きっとダイエットしようと思う時って、今より美しく健康になりたいと願ってのことでしょうから、健康を害したら元も子もないですよね。
さて、計画的な進め方と言いましたが、大きく2つ、「糖質摂取量を減らす」のか、「脂質摂取量を減らす」のかを決めると良いのですが、もし短期決戦であれば糖質を減らすやり方でも構いません。
※ただしその場合3週間程度がおススメです。それ以上は内臓への負担が大きすぎるのでやめてください。
一方脂質摂取量を減らす場合!
こちらは期間の縛りはありませんし、身体への負担もとても少なく、どの角度から見ても良いことだらけなので、私は圧倒的にこちらをおススメします。
ワークショップの中でもこの方法をおススメしましたが、お客様からのご質問の中で、
脂質制限で脂質抑えすぎたら、脂が足りなくなってお肌が乾燥したりしませんか?というものがありました。
確かに心配になりますよね
結果から言うと、しっかり脂質を抑えて食べていても、1日で30~50gくらいの脂質は摂っているので、まず足りなくなるということはなく、お肌もそれにより乾燥するなんてことはありません。
※脂質でなく、たんぱく質が足りないときの方が、ターンオーバーが乱れ、乾燥を招いてしまいます。
なので、脂質制限中にもしお肌の乾燥を感じたとしたら、足りないのは、脂質ではなく、食べ物だとするとたんぱく質か、そうでない場合は外からの保湿(化粧水や乳液、クリームなど)なのだと思います。
なので、せっかく脂質の制限をしているのに、お肌のために油分摂らなきゃ!オリーブオイルやココナッツオイルならOKでしょ?と、オイルで脂質を足すということはしないでください。
もし脂質を!と思って摂る場合は、サーモンやサバ、アボカドなどをちょこっと食べて質の良い不飽和脂肪酸を取り入れましょう。
不飽和脂肪酸は食べすぎなければ、体の脂肪を燃やしてくれるとても良い燃料になります。
脂質は1gに付き9kcalもあるので、脂質を意識的に抑えることにより、かなりカロリーカットになります。
※たんぱく質、糖質はともに1g4kcalとなります
脂質制限ダイエット中は、ぜひ野菜を沢山摂ってください。
お野菜ならお腹いっぱい食べてもそうそう太りません。
現在私も1年以上ぶりにボディコンテストに出るため減量をしていますが、毎日700~1000gの野菜を食べています。
毎日満腹のまま減量が進むのでとっても快適です!
まとめると、一番シンプルなダイエットは脂質制限!
ヘルシーで脂身の少ないお肉や脂質の少ないお魚を選んで、お野菜はとにかくたっぷり摂ってください。
糖質(ご飯、フルーツがおススメ)は日々体を動かすためのエネルギーなので、きちんと摂って、エネルギー切れを防いでください。
※総カロリーの半分程度の糖質が理想的
そして、可能な日は、18時台くらいまでに夕飯を食べ終えられれば完璧ですね!
そして表題のテーマ。
身体に良いもの、と、ダイエットに良いものはまるで別なので、その「体に良い」と言われているものがダイエット的に果たしてどうなのか、ダイエットに良いとされているものが、果たしてどの種類のダイエットをしている人に有効なのかもちゃんと理解して進めることも大事ですよ。
例えば、プロテイン
これ、何のために飲んでますか?
ダイエット?プロテインはたんぱく質を補うために摂るものです。そしてもちろんカロリーもあります。飲んだからって痩せるものではありません。
食事からだけだとたんぱく質量が足りてない人、逆に食事から1日のたんぱく質量をクリアしようと思うとカロリーオーバーしてしまう人は、プロテインを飲むこともすごく有効だと思います。
そして、寝る前の乳酸菌飲料やマヌカハニー。
身体に良いかもしれませんが、寝る前に何も口に入れない人より確実にカロリー摂ってますからね!ダイエット中の方は、本当に必要かよく考えて!!
後は、野菜の代わりに飲んでいる野菜ジュース。
裏面表示をよく見てみてください。
かなりのカロリーを摂取してしまう上、ほとんどの場合その野菜ジュースはただのジュースと変わりません。トマトジュースは文字通り、トマトのみの加糖なしのものが多いので飲んでも良いと思いますが、野菜ジュースには注意が必要です。
もしも色々頑張っているのに全然痩せないという方は、こんな感じで、1個ずつ、自分が日々口にしているものは本当に間違いないかなーと答え合わせしてみてください。
長くなってしまったので、来週のブログもこの続きを綴らせてください。
このブログのvol.1、 vol.11あたりでも詳しく書いてます。
お時間ある方はぜひそのあたりの記事も遡ってお読みいただけたらと思います。
ダイエットは賢く行うことでまったく辛いものじゃなくなるので、落ち着いて!!
きちんと知識を持って臨んでくださいね。