vol.73_トレーナーが受ける体のお悩み共有します

vol.73_トレーナーが受ける体のお悩み共有します

こんにちは。

Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。

今日は私たちトレーナーに集まってくる体についてのお悩みを質問集として共有させてください。

身体のことって改めて聞いたりしないけど、実はどうなのかわかっていないってことの連続だと思うのです。


ご質問①

身体に良いものを選んで食べているのに痩せません。なぜだろう

答え

身体に良いものと、ダイエットに向いているものは、まず分けて考える必要があります。

例えば、ごま油、えごま油、オリーブオイル、MCTオイルなどは、身体に良い油ですが、だからといって沢山摂ってしまうと、脂質には違いありませんから、1gに付き9kcal摂取することになり、太ってしまいます。

アボカドや青魚の脂等も同様です。

赤ワインやココアは、ポリフェノールがたっぷりで身体に良いとされる反面、とても多量の糖分を摂取することになるので注意が必要です。

ダイエットを考える時、身体に良いものかどうかと減量に適しているものかどうかはまるで別ですので、「身体に良い」とは、いったい身体の何によいのか冷静に考えましょう。



ご質問②

有酸素運動が効いている気がしません。ウォーキングの一番効果的なやり方を教えてください

答え

ウォーキングの目的にもよりますが、エネルギー消費が目的の場合は、有酸素ゾーン(一番燃焼が進む心拍数のゾーン)で歩くことが重要です。

有酸素ゾーンは最大心拍数の61~81%程度の心拍数を目指します。

人それぞれ異なりますが、概ね125~145くらいの心拍数をイメージしてください。

1キロあたり、8分半~9分半程度の早歩きで殆どの人が有酸素ゾーンに入ります。

仮に誰かと喋りながら歩くとすると軽く息が弾む程度の早歩きになります。



ご質問③

やっぱり、歩くより走る方が痩せますよね

答え

痩せることを目的とした場合、大抵、走るより早歩きをする方が効果的です。

それは、走ると有酸素ゾーンを超えて乳酸性閾値(にゅうさんせいいきち)ゾーンから最大乳酸蓄積ゾーンに入り、エネルギー消費が鈍ってしまうことがあるからです。

心拍数をうまく管理して、有酸素ゾーンでのランニングを意識して走ればランニングやジョギングでも問題はありません。



ご質問④

ふくらはぎだけ何をやっても痩せません(ふくらはぎの筋肉が付きやすくて困ってます)

答え

ふくらはぎだけが太く見える原因をまずは冷静に見極めます。

一番多いのが脂肪太りですが、その場合でも、筋肉太りだと勘違いしているケースがとても良くあります

それは、筋肉の上に脂肪が蓄積しているので、筋肉の形のまま脂肪が存在していて、まるで筋肉のように見えるからです。

その場合、つまんでみて、皮膚に付着していればそれは脂肪、付着しないで皮膚のみつまめるようなら筋肉です。

もしくは、つまもうとしてもパンと張っていてつまめないようなら、むくみ太りということになります。

殆どの人は、脂肪太りとむくみ太りのコンボであるといっても過言ではありません。

ふくらはぎは日常の習慣によって太くなっているので、まず生活習慣の中に原因がないかを探しましょう。

内股で歩く癖

長時間同じ姿勢でいることが多い

運動不足

食生活の乱れ(むくみの原因や食べすぎ)

湯舟につからない

などがある人は気づいたことから改善しましょう。

ふくらはぎが気になる人は、姿勢の改善から始めましょう。


大股すぎず足裏全体で地面を蹴って歩けていますか。

逆にすり足のように足を上げずに歩くこともまたふくらはぎ太りの原因になります。


足首が固くなっていませんか。

足首をしっかり回したり、カーフレイズでふくらはぎの筋肉をしっかり使うことも重要です。


☑ストレッチでふくらはぎの柔軟性を高めましょう。


マッサージでその日のうちにむくみを解消するようにしましょう。


ご質問⑤

結局、何ダイエットが一番痩せますか

答え

ダイエットは、適切な食事制限なしではありえません。

基礎代謝を下回らないように注意しながら、筋トレで筋肉量を上げ、補助的に有酸素運動でエネルギーを消費する正攻法のダイエットがやはり一番美しく痩せるし健康的です。

イメージするような近道ではないかもしれませんが、この努力の時間が知識を構築し、今後太らない体を作るので、短期決戦にこだわらず、今のダイエットが人生最後のダイエットだと思って取り組んでください。


皆様のお悩みに近いものはございましたか?

なんだっけ?と思ったらぜひ見返してみてくださいね!

皆様ももしお悩み等ありましたら、お声を聞かせてください。

またご質問が集まりましたら、まとめてブログに書かせていただきます。

 

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