こんにちは。
Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
巷にあふれる40歳過ぎたら老化で太った、50代以降老化で疲れやすくなった、○○は年のせいで、、、。
この、老化現象、全面的に受け入れることをやめることからはじめませんか?
というより、年齢のせいにするのをやめましょう!!
年齢を重ねると、基礎代謝の低下やホルモンバランスの変化により、肥満になりやすくなると一般的に考えられています。
しかし、これは必然ではありません。体内の「酸化」「糖化」、そして「ホルモンの変化」を理解し、適切に対処することで、年齢に関係なく健康的な体型を維持することが可能です。
年齢と肥満の関係:なぜ太りやすくなるのか?
加齢に伴い、筋肉量の減少や基礎代謝の低下が起こります。これにより、同じ食事量でも消費エネルギーが減少し、脂肪が蓄積しやすくなります。さらに、ホルモンの分泌量の変化も、体重増加に影響を与えます。
肥満の原因となる体内の変化
1. 酸化:体の「サビ」
体内でエネルギーを生産する過程で発生する活性酸素は、細胞を酸化させ、老化や病気の原因となります。
特に40代以降は、活性酸素を除去する酵素の働きが低下するため、酸化の影響を受けやすくなります。
2. 糖化:体の「コゲ」
過剰な糖分が体内のタンパク質と結びつくことで、AGEs(終末糖化産物)が生成されます。AGEsは、肌の老化や血管の硬化、糖尿病などのリスクを高めるとされています。
3. ホルモンの変化
加齢により、成長ホルモンや性ホルモン(エストロゲン、テストステロンなど)の分泌が減少します。これにより、筋肉量の減少や脂肪の蓄積が進みやすくなります。
肥満を予防するための具体的な方法
1. 抗酸化対策
ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質を豊富に含む食品(例:黒ニンニク、黒米、緑黄色野菜、果物、ナッツ類)を積極的に摂取しましょう。
2. 抗糖化対策
血糖値の急上昇を防ぐために、低GI食品(例:全粒粉製品、豆類、野菜)を選び、食後の血糖スパイクを避けることが重要です。
3. ホルモンバランスの維持
適度な運動や十分な睡眠、ストレスの管理が、ホルモンバランスの維持に役立ちます。特に、筋力トレーニングは成長ホルモンの分泌を促進します。
運動による肥満予防:加齢に負けない体づくり
運動は、酸化・糖化の抑制やホルモンバランスの維持に効果的です。以下の運動を取り入れることで、肥満を予防し、年齢を重ねても健康的な体を保つことができます。
有酸素運動
ウォーキングや水中歩行などの有酸素運動は、脂肪燃焼を促進し、心肺機能を向上させます。週に数回、30分以上の継続的な運動を目指しましょう。
それらが難しくっても、電車で2駅までなら歩いて行こう、エレベーターでなく階段を使おうという小さな積み重ねも重要です。
雨の日なら、室内の段差で踏み台昇降でも、お気に入りのユーチューブでダンスを真似てみるなんてことも有酸素運動になります。
筋力トレーニング
筋肉量の維持・増加は、基礎代謝を高め、脂肪の蓄積を防ぎます。スクワットやスロートレーニングなど、無理のない範囲で筋力トレーニングを行いましょう。
筋トレというと、ジムに入会しなければとか、マシンを使うとか、家トレでもダンベルやバランスボールを買わねばと思う方も多いと思いますが、自重トレーニング(自分の身体の重さだけを使ったトレーニング)でも十分に効果を出せます。
1日の終わりにお気に入りのユーチューブを見つけて一緒に自重筋トレをするのもおススメです。
バランス運動
ヨガや太極拳などのバランス運動は、柔軟性や体幹の強化に役立ちます。転倒予防や姿勢改善、気分転換にも効果的です。
年齢を重ねること自体が肥満の直接的な原因ではありません。
体内の酸化や糖化、ホルモンの変化に対処し、適切な運動を取り入れることで、健康的な体型を維持することが可能です。日々の生活習慣を見直し、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることで、年齢に関係なく健康を保つことができます。
なんでも年のせい!は今日からやめて、エイジレスな身体を目指しましょう。