こんにちは。
Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。
みなさま、突然ですが、ゴキゲンですか?
ゴキゲンでいる時間がどれだけ40代女性の健康に関与しているか知っていますか?
ゴキゲンでいる人が最強に健康な理由。40代からの「整う習慣」
■ 「ゴキゲン=気分」じゃない、立派な健康指標です
ここ数年の研究で、こんなことがわかってきています:
- ポジティブな感情を持っている人は、慢性炎症マーカー(CRPなど)が低く、心血管疾患や糖尿病のリスクも下がる(2023年・米国心理学会)。
- ポジティブ感情を保つことは、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑える作用があり、免疫細胞の働きを高める(2022年・スタンフォード大学研究)。
- 幸福感が高い中高年は、認知機能の維持率が高く、認知症リスクが約30%低下(2022年・英国バイオバンクデータ解析)。
つまり、「ゴキゲンでいること」は、単なる気分ではなく、ホルモン・炎症・脳機能・免疫力をコントロールする力そのものなんです。
■ 「筋力=体力」でゴキゲンな心を支える
イライラしたり、ネガティブ思考に陥ったりするとき、その背景にあるのは“疲労”。そして、その疲れやすさを防ぐのが「体力=筋力」です。
- 週2回以上の筋力トレーニングをしている中高年は、ストレス耐性が高く、うつ症状の出現率が40%以上低い(2022年・JAMA Psychiatry)。
- 筋力が強いほど、ストレス時の自律神経回復が早く、感情の安定性も高い(2023年・東京大学 公衆衛生学研究)。
- 筋トレや有酸素運動を継続すると、脳内のセロトニンやドーパミン濃度が安定し、自己肯定感も高まる(2023年・ドイツ ミュンヘン大学)。
つまり、筋力=体力がゴキゲンのベースになるんです。逆に体力がないと、疲れやすく、イライラしやすくなる。納得ですね。
■ ゴキゲンな心と体をつくる「健康三原則」
① 睡眠:
- 1日6時間未満の睡眠を続けると、情緒のコントロール力が低下し、ネガティブ感情の影響を強く受けやすい(2022年・カリフォルニア大学バークレー校)。
- 十分な睡眠(7〜8時間)を取る人は、ストレス耐性が高く、免疫系の回復も早い(2023年・オックスフォード大学 医学部)。
→ ゴキゲンのためには、「量」と「質」の両方を意識した睡眠を。
② 運動:
- ウォーキングや軽いジョギングを週150分以上行っている中高年は、うつ・不安症状の発症リスクが最大で35%低下(2023年・英国運動医学誌)。
- たった10分間の運動でも、前向きな感情が30分以上持続するという報告もあります(2022年・コペンハーゲン大学)。
→ 「やる気が出たから運動する」ではなく、「動いたから気分が上がる」。まず体を動かして、ゴキゲンに持っていきましょう。
③ 栄養:
- 鉄分・亜鉛・ビタミンB群の不足は、神経伝達物質の生成低下と関連し、気分のムラや抑うつ感の原因に(2023年・ハーバード公衆衛生学研究)。
- 栄養状態が良好な中高年女性は、慢性的な疲労感やイライラの発生率が40%以上低い(2022年・日本栄養改善学会)。
→ 「ちゃんと食べること」は、心の安定剤そのものです。
まとめ:
40代は、ホルモンや体力の変化を感じ始める時期。だからこそ、自分で「ゴキゲン」を育てる力が大切です。
「筋力=体力」があれば、多少のトラブルも笑って流せる。
「体力があればイライラしない」から、周囲にも優しくなれる。
そのためのベースは、やっぱり睡眠・運動・栄養の健康三原則。
ゴキゲンは運次第じゃなく、日々の小さな選択の積み重ねでつくれるもの。
あなたがごきげんでいれば、心も体も、未来も、ずっと健やかです。