vol.91_髪の健康は「食」+「紫外線対策」から見直す

vol.91_髪の健康は「食」+「紫外線対策」から見直す

こんにちは。

Bijo-Labo総合プロデューサーの野本麻紀子です。

皆さんは、髪の健康にどれくらい気を遣っていますか?

シャンプーやコンディショナー、ヘアオイルなど、“プラスのケア”を頑張っている方は多いと思います。


でも、髪の美しさは「内側」と「外側」の両方からのアプローチが必要なんです。

特に「食生活」と「紫外線対策」は、健康で若々しい髪を保つための基本。

今回はこの2つに焦点を当ててお話します。


髪が健康に見えると、実年齢より若く見える?


実は、髪にツヤとボリュームがあるだけで、見た目年齢が平均で5~7歳若く見えると言われています。

髪は“顔の額縁”とも言われるほど印象を左右する大事なパーツ。

だからこそ、髪の状態をよくすることは、アンチエイジングの第一歩なのです。


髪に悪影響を与える食べ物

① 脂肪分の多い食事

特に動物性脂肪のとりすぎは、頭皮の毛穴を詰まらせてしまい、髪がうねりやすくなったり抜けやすくなる原因に。

血液中の悪玉コレステロールも増え、毛根に必要な栄養が届きにくくなります。


② 塩分の摂りすぎ

塩分が多すぎると、血液がドロドロになり、血流が悪化。

その結果、髪に必要な栄養が行き届かなくなり、抜け毛や薄毛を引き起こすリスクがあります。


③ アルコールの過剰摂取

肝臓は、髪の健康を支えるタンパク質を合成する役割も持っています。

アルコールの過剰摂取はこの働きを弱め、髪のハリやコシを低下させてしまいます。


髪に良い栄養素はこれ!

① タンパク質

髪の主成分は99%がタンパク質。

不足すると、髪が細くなったり、抜けやすくなる原因になります。

肉や魚、卵、大豆製品などをバランスよく摂るのがおすすめです。


② 亜鉛

タンパク質をしっかり髪に届けるために必要不可欠な栄養素。

牡蠣、レバー、ナッツ類に多く含まれます。


③ 大豆イソフラボン

女性ホルモン(エストロゲン)に似た作用があり、抜け毛や薄毛の予防に効果的。

豆腐、納豆、豆乳などで手軽に取り入れられます。


紫外線も、髪に深刻なダメージを与える!

紫外線といえば肌を思い浮かべる方が多いですが、髪や頭皮も紫外線の影響を強く受けています。

特に春から夏にかけては、頭皮にもっとも紫外線が当たりやすく、実は顔の3倍以上の紫外線を浴びているというデータもあるんです。


紫外線による髪へのダメージとは?

  • 髪表面のキューティクルを破壊し、パサつき・枝毛・切れ毛の原因に

  • 髪内部のたんぱく質が壊れ、ハリ・コシ・ツヤが失われる

  • 頭皮の乾燥や炎症により、抜け毛や薄毛が進行しやすくなる


髪と頭皮を紫外線から守るには?

① 帽子・日傘を活用する

外出時には、髪の“日焼け止め”として帽子や日傘が効果的。UVカット機能のある素材ならなお安心です。


② UVカットのヘアスプレーを使う

肌用だけでなく、髪専用の日焼け止めスプレーもあります。

スタイリングの仕上げにひと吹きするだけで、紫外線をブロックしてくれます。


まとめ:毎日の「ちょっとした選択」で髪は変わる

髪の健康は、食べるもの・紫外線からの守り・正しいヘアケアの3つのバランスで成り立っています。


「最近、髪のツヤがなくなった気がする…」

「白髪やうねりが増えたような…」


そんな時こそ、まずは食事と紫外線対策を見直すサインです。

“その髪の不調、もしかしたら1か月前のラーメンとノーガードの太陽のせいかもしれません”。


美しい髪は、日々の積み重ねで作られます。

今日の一食、今日の外出が、未来のあなたの髪を育てていますよ。

 

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